
山下公園おまつり広場(横浜市中区山下町279)で10月13日と14日、インドの光りのお祭り「ディワリ・イン・ヨコハマ2018」が開催されている。
ディワリ・イン・ヨコハマは、インド文化の紹介や在日インド人との交流を目的に2003年に始まり今回で16回目となる。本場アーティストによるダンスやコンサート、キャンドルパレードなどさまざまな催しを行う。主催はディワリ・イン・ヨコハマ2018実行委員会と在日インド商工協会。
インド音楽、インド古典舞踊、ボリウッド映画で踊られるボリウッドダンス、ファッションショーなどが行われるほか、光の祭典でもあるディワリのフィナーレには、キャンドルライトによる「光のパレード」も実施する。
会場では、本場インドのカレーやタンドリーチキンやインドビール・インドワインなどを提供するほか、インドの民芸品や雑貨、民俗衣装の展示・販売、ヨガ・アーユルベヴェーダ体験、民族衣装サリーの試着体験なども行われる。
ディワリ・イン・ヨコハマ2018実行委員会副実行委員長長の金子延康さんは「今年はSDGsをテーマに掲げてSDGsゲームなどの企画も実施する。横浜ではインド人の居住者が増えているが地域での交流機会は少ない。インドの文化を知り、交流を深めていただけたらと話している。
会場は山下公園・おまつり広場。開催時間は10時~19時。入場無料。雨天決行。
ディワリは、「光の祭典」とも呼ばれるインドの新年を祝う祭り。インドでは、各住居の門塀にランプをともし、壁や木をライトアップさせる風習がある。横浜市はインド商人が1863年に日本で初めて営業拠点を設けた都市で、インドのムンバイ市と姉妹都市提携を結んでいる。山下公園の西端には在日インド人協会から1937年に寄贈されたモニュメント「インド水塔」があり、横浜の近代建築として高く評価されている。