相鉄グループの相模鉄道(本社・横浜市西区、社長・滝澤秀之)は11月17日から、相鉄線 星川駅と天王町駅で「相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業全線高架化記念硬券入場券セット」を販売している。
2017年3月5日に高架化された星川駅下り線。11月24日に上りホームも高架化される
記念硬券入場券は、オリジナル台紙に、星川駅~天王町駅間の高架化した線路や往年の駅と現在の駅をデザインした「D型硬券普通入場券」4枚セット。星川駅~天王町駅間が11月24日の初列車から全て高架化することを記念して発売する。
入場券の券面には、星川駅と天王町駅の往年の駅の画像と完成予想図がデザインされている。台紙には星川駅の前身となる北程ケ谷駅や高架駅建設中の天王町駅などをデザイン、台紙中面には今回高架化する線路が飛び出す仕組みを取り入れ、高架化区間周辺の「今」と「むかし」を楽しめる。台紙は二つ折りで、サイズは縦15センチ×横21センチ。
シリアルナンバー0001番から1200番までは星川駅で、シリアルナンバー1201番から2400番までは天王町駅で販売する。販売価格は600円。入場券の有効期間は2019年1月31日まで。
相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業は、星川駅と天王町駅を含めた約1,800メートルを高架化する横浜市の都市計画事業で2002年から進められてきた。2017年3月に下り線を高架化。今回の上り線高架化により、高架区間内に現在9カ所ある全ての踏切が除却される。高架化により、交通渋滞の解消や安全性の向上、都市機能の充実など地域交通の円滑化が期待されている。