横浜スカイビル(横浜市西区高島2)で11月23日、花で彩るクリスマスイベント「Flower Christmas2018 假屋崎省吾」がスタートした。
1968年3月に開業したスカイビルは、今年で開業50周年。イベントはアニバーサリーイヤーのフィナーレとして、日本を代表する華道家の假屋崎省吾さんがプロデュース。長年にわたり花をモチーフにした空間装飾サービスを展開してきたスカイビルに共感し、コラボレーションが実現したという。
オリジナルデザインのインスタレーション「Flower Christmas ツリー」は高さ6メートル。基調カラーに、刺激があり元気を与えてくれる赤色を選んだ。放射線状に伸びた赤色の枝には、日本で立て続けに起きた自然災害の被災者に、横浜から元気を届けたいという思いが込められている。植栽部分はLEDライト約1,000球で飾り付けられている。
期間中は、スカイビル内に高さ6メートルのいけばなインスタレーション「Flower Christmas ツリー」を設置するほか、エントランスゲートには赤を基調とした枝とハートをモチーフにしたオリジナル創作インスタレーションを設置。オリジナルフレグランスと、假屋崎さんが演奏するピアノの音色で来場者をもてなす。
また、マルイシティ横浜内に假屋崎省吾さんのオリジナル商品を販売する期間限定の特設ショップをオープン。期間中は、不定期で假屋崎さんの着ぐるみキャラクター「カーリーちゃん」が応援に駆けつけ、店内を盛り上げる。
展開期間初日の23日には、假屋崎さんが参加してオープニングイベントが行われた。
12月23日・24日は、フェリス女学院大学の学生らによるクリスマスステージを開催。24日のライブ最終回には、假屋崎さんが登場し、コラボレーションイベントを行う。
假屋崎さんは「美をつむぎ出す手を持つ人」と評され、繊細で大胆な作風と独特の色彩感覚に定評がある華道家。2018年12月に還暦という人生の節目を迎え、自身が求める理想の美を追求し、更なる新境地を切り拓き続けている。
会期は12月25日まで。