市民による光のアートイベント「光のぷろむなぁど2018」が12月15日と16日、大岡川周辺で行われる。
吉野町市民プラザでは「冬のアート&クラフトマーケット」を開催
「光のぷろむなぁど」は、大岡川周辺の地域住民とアーティストらが、まちの新たな魅力の創造を目指して企画制作するアートイベント。蒔田公園(横浜市南区宿町1)に光のアートを展開し、人々の交わりの場を創出している。2008年に始まり、11回目。今回のテーマは「オープン!!」。地域をアートで元気にする横浜市芸術文化振興財団の事業「ヨコハマアートサイト2018」の一環として開催される。
蒔田公園のキャンドルナイトでは、廃油を使ったキャンドル作りをメインにするアーティスト「ABURABITO」が「プレイパーク」を表現。転がる光のボールなどを展示し、見ても体験しても楽しい空間を作る。公園内には、キャンドルや色とりどりのLED電球が入った手作りペットボトルホルダーが各日約3,000個並ぶ。
日枝小学校、蒔田中学校、共進中学校、横浜国大附属横浜中学校などの児童・生徒による作品も飾られる。
公園の親水広場では「水辺の光コンサート」が行われ、合唱や和太鼓、ジャズの演奏、ダンスのほか、日枝小・蒔田小・南太田小キッズ合唱隊、横浜総合高校軽音楽部、横浜商業高校吹奏楽部の演奏などが楽しめる。
広場付近では屋台「ホッとHOTカフェ」が出店し、温かいフードやドリンクを提供する。公園を使った「パークヨガ」では、ヨガ講師の吉村郁子さんが指導し、キャンドルの周りでヨガを行い、幻想的な雰囲気を創り出す。
イベントの様子を撮影した作品による「光のフォトコンテスト」もあり、当日撮影した写真を後日、応募する。
大岡川アートプロジェクト実行委員会の門馬康二実行委員長は「『オープン!!』をテーマにさまざまな方に門戸を開く。自分なりの参加の仕方をしてほしい。住民の手作りによるアートイベントで、横浜中心部のきらびやかなイルミネーションとは一味違った光が見られる。ぜひ足を運んでください」と話している。
会場は蒔田公園と大岡川分岐点川沿い。開催時間は15時30分~20時。関連イベントとして吉野町市民プラザ(南区吉野町5)では「冬のアート&クラフトマーケット」(11時~16時)とクリスマスコンサートも開催される。