神奈川県は1月13日、神奈川県庁前の日本大通りの路上で音楽やダンス、大道芸などのパフォーマンスを自由に発表できる空間を提供する「マグカル開放区」をスタートした。
神奈川県庁前(港郵便局前交差点~開港資料館前交差点)の日本大通りは、2018年10月から、毎週日曜日の9時から17時まで歩行者天国を実施している。
「マグカル開放区」は、日本大通りがイベントや行事で使用されない日曜日に、音楽やダンス、ジャグリングなどのパフォーマンスを自由に発表できる空間を提供する取り組み。県内各地の特産品の販売やキッチンカーの出店なども行われる。
初日の13日は、FMヨコハマのDJ・光邦、MITSUMIの二人が進行役を担当。スタートにあたり「日本大通りを開放いたします。ばっこーん」という開放宣言の後に、バンドの演奏が始まった。
ポップス、ジャズ、ラテン、ゴスペルなどの音楽演奏のほか、よさこい&ヒップホップ、フリースタイルダンス、クラウン、ショーダンスなどが出演した。
神奈川県文化課の大場勇人課長は「マグカル開放区は自由にパフォーマンスしていただける空間。日本大通りのにぎわいをつくり、更なる活性化を図ることが目的。いろいろな表現を披露する場として活用していただきたい」話している。
マグカル開放区は、文化芸術の魅力で人を引きつけ、地域のにぎわいをつくり出す、神奈川県の取組「マグカル(マグネット・カルチャー)」の一環。開催時間は日曜日の10時から16時30分までで、1コマ30分で貸し出す。出演料は無料。公式ウェブサイトで申込を受け付けている。