スマートフォンを使って映像制作を学ぶ「映像ディレクター講座」が3月23日、関内ホール(横浜市中区住吉町4)で開催される。主催は、関内ホール管理運営共同事業体とtvkコミュニケーションズで、横浜市民放送局が協力する。
講座は、tvkコミュニケーションズと横浜市民放送局が連携し、テレビ番組の制作スタッフから動画制作の基礎や撮影のノウハウを学ぶもので、今年で3回目となる。今回は2018年10月にリニューアルした関内ホールの撮影を行う。
耐震整備と長寿命化の長期改修工事を終えた関内ホールは、ファサードや各階のロビー、トイレも改修された。ファサードには、街路樹からの木漏れ日をモチーフにした装飾が施され、季節や時間帯によって異なる表情を見せる。正面ロビーにはデジタルサイネージが設置され、コンサートの告知映像や馬車道に関する映像が放送されている。
参加者は、テーマ設定や取材方法、撮影から編集まで講座で学び、普段入ることのできないバックヤードのツアーなどを通して関内ホールを撮影し、1分間のプロモーション動画を制作する。優秀作品は、正面ロビーのデジタルサイネージで放送される。また、優秀作品に選ばれなかった動画の中から、tvk(テレビ神奈川)のプロデュースによる横浜・神奈川の魅力を発信する動画サイト「Channel OPEN YOKOHAMA」などで発信する予定。
関内ホールの辻村崇さんは「今やほとんどの人が持っているスマホを使い、テレビ番組の制作スタッフから動画の撮影や編集を学べる映像講座。リニューアルした関内ホールを発信し、より多くの皆さまに足を運んでいただけたら」と話している。
定員20人(高校生以上)。参加費無料。申し込みはinfo-m@kannaihall.jpに必要事項(名前、電話番号、メールアドレス、年齢)を記入し送る。問い合わせは(TEL:045-662-1221/FAX:045-662-2050)まで。