横浜市内で「ピンクシャツデー2019 in 神奈川~いじめストップ!ワールドアクション」が開催される。
横浜高島屋の男性社員による「新高島ダンスユニット」が24日にパフォーマンスを披露
ピンクシャツデーは、ピンクのシャツを着ることで「いじめ反対」のメッセージを送るキャンペーン。運動は2007年にカナダで始まり、バンクーバーがあるブリティッシュ・コロンビア州知事が2月の最終水曜日を「ピンクシャツデー」と宣言したことなどから、現在は70カ国以上で活動が行われている。今年は2月27日がピンクシャツデー。
主催するのは、ピンクシャツデー2019 in 神奈川推進委員会(特別顧問=黒岩祐治神奈川県知事・林文子横浜市長、推進委員長=山崎美貴子神奈川県立保健福祉大学前学長)。キャンペーンを通して、人々の中にある「偏見や差別」と向き合い、多様性を認め合う姿勢を積極的に発信している。
横浜高島屋1階正面玄関前特設会場(横浜市西区南幸1)で2月24日に、関連イベントが行われる。
アコースティックデュオ「N.U.」 によるコンサート、声優によるミニ朗読劇「ハッピーバースデー」、東池袋サンシャインシティ(東京都豊島区東池袋3)の52階に本社を置くクレディセゾンおよび会社全社員から選ばれた24人の女性メンバーによって結成される「東池袋52」、百貨店の楽しさ、横浜の元気を発信していきたいという思いから結成された横浜高島屋の男性社員6人のユニット「横浜高島屋ダンスユニット」によるパフォーマンスなどが行われる。開催時間は11時からと14時からの2回。
ピンクシャツデーの27日には、新都市プラザ(そごう横浜店地下2階正面入口前)で、N.U.ライブステージ、ミニ朗読劇「ハッピーバースデー」、ジェントルハートプロジェクトメッセージ、横浜市立領家中学校吹奏楽部演奏、パネル展示が行われる。また、横浜マリンタワーや大観覧車「コスモクロック21」などが、ピンク色にライトアップされる。
いじめは、学校に認知された件数だけで23万件(2017年内閣府子ども・若者白書)で、気づかれなかったり、見過ごされるなどで認知にいたらない数を含めると数倍になると言われている。
問合せは、ピンクシャツデー神奈川推進委員会事務局(TEL 045-212-5825)まで。