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泰生ポーチで「ペルー・シピポ族の文化を知る会」 伝統工芸の泥染めやワイン・コーヒーを紹介

ペルーの先住民族シピポ族の伝統工芸を紹介

ペルーの先住民族シピポ族の伝統工芸を紹介

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 ペルーの先住民族シピポ族の伝統工芸で、木の皮からとれる染料と特別の泥を使って綿布を染め上げる「泥染め」などを紹介する「ペルーアマゾンに住むシピポ族の泥染めを知る会」が、3月2日と9日に泰生ポーチフロント(横浜市中区相生町2)で開催される。

シピボ族の支援に取り組んでいる馬場綾さん

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 シピポ族は、南米ペルー、アンデス山脈のふもとに広がるアマゾン地域に暮らす先住民族。会場では、シピポ族の泥染布を使ったバッグ、インテリア雑貨、泥染めテーブルウエア、カフェマットなどを紹介する。

 主催は、ワインのセレクトショップ「レトワール・ポレール」、オーダー式のコーヒー豆の販売などを行う「マツモトコーヒー ロースターズ レイジーオールドサン」、シピボ族の伝統工芸を応援する「アマゾン屋」。

 会場では、美食の国として知られるペルーの南米大陸で最も古いワイナリーのワインや、ペルー産のコーヒー豆でいれたコーヒーなどを提供する。

 ペルーに20年住み、現在は東京で「アマゾン屋」の活動に取り組んでいる馬場綾さんが、フリーハンドで描かれる神秘的な幾何学模様の染め物や、先住民の文化などを伝えるトークを行う。

 馬場さんは「布や染め物のほか、中南米、工芸が好きな方、先住民の文化について関心がある方にも足を運んでほしい。シピボ族の天然の泥染め布はまだ日本ではあまり知られていない。先住民がつくる工芸品を買って使っていただくことで、彼らの生活を支えることにつながる。実際に見ていただき、生活の中に取り入れていただけたら」と話している。

 開催時間は2日、9日ともに11時~16時。トークは14時から。参加費無料。

 ペルーは、日本がラテンアメリカで最初に国交を結んだ国で、1899年に日本人移民を受け入れ、横浜港から「佐倉丸」に乗り790人がペルーに移住した。今年は「ペルー日本人移住120年」を迎える。日系人の人口はブラジルに次いで南米2位。

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