「サステナブル・ブランド国際会議 横浜シンポジウム」が3月8日に横浜シンポジア(横浜市中区山下町2)で開催される。主催は「博展」(東京都中央区築地1)と「Sustainable Life Media,inc.」(米国・サンフランシスコ)。
サステナビリティ(持続可能性)をとりまく世界的なビジネスの潮流を学び、「横浜」をキーワードに、先進企業の事例を通してSDGs(持続可能な開発目標)をビジネスにどのように活用し、持続可能な社会をつくっていくのかを考える。
シンポジウムの前半では、「サステナブル・ブランド国際会議」創設者のコーアン・スカジニアさん(Sustainable Life Media,inc.)が「世界で注目を集める『Good Life2.0』」をテーマに世界の動向を紹介するほか、ロンドンとニューヨークに拠点を置くコンサルタント「SustainAbility」のマーク・リーさんが「これからのビジネスリーダーシップとサステナビリティ」について話す。
シンポジウム後半では、ファシリテーターに関東学院大学副学長の小山嚴也教授、パネリストに、イオングループ環境・社会貢献部の金丸治子部長、大川印刷の大川哲郎社長、ヨコハマSDGsデザインセンターの信時正人センター長が登壇し、「先進企業はSDGsにどう取り組むか」についてトークセッションを行う。
サステナブル・ブランド企画推進室長の鈴木紳介さんは「この国際会議は『サステナビリティ(持続可能性)とブランディング(企業価値)の統合』をテーマに掲げるグローバルなコミュニティ活動。日本では2017年からスタートし、3年目となる2019年の3月に、SDGs未来都市である横浜市で開催されることを大変有意義な機会であると考えている。ぜひこの機会を新たなイノベーションのスタートにしたいと思う。より多くの横浜市民の方々のご参加を願っている」と話す。
開催時間は13時~16時30分(受付12時30分)。参加費無料。
横浜市はSDGsの達成に向け、優れた取組を行う都市として2018年6月に、国から「SDGs未来都市」に選定された。「環境」「経済」「社会」の課題を同時解決する横浜型「大都市モデル」を創出するために「ヨコハマSDGsデザインセンター」を設置して社会課題の解決を目指している。