持続可能な社会の構築を目指す「SDGs」の達成のため、交通分野を中心に幅広く関係者が集うシンポジウム「持続可能な交通まちづくり~SDGs の実現に向けて~」が3月5日、情文ホール(横浜市中区日本大通11、横浜情報文化センター6階)で開催される。
シンポジウムは、気候変動の大きな要因の一つである交通の分野からのアプローチとして、幅広く関係者が集い、横断的な連携を拡大し、豊かな未来につなげることを目的に、NPO法人横浜カーフリーデー実行委員会(横浜市神奈川区)が企画した。
基調講演として、久保麻紀子さん(国土交通省関東運輸局交通政策部長)、浅羽義里さん(神奈川県副知事)、薬師寺えり子さん(横浜市温暖化対策統括本部長)が、事例発表 として、斎藤文夫さん(神奈川県サイクリング協会名誉会長)、小正和彦さん(横浜市立みなとみらい本町小学校校長)、望月真一さん(一般社団法人カーフリーデージャパン代表)、大内えりかさん(横浜カーフリーデー実行委員会理事長)が登壇する。
開催時間は14時~16時30分(開場13時30分)。入場無料(事前申し込み不要)。
「SDGs」は「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月の国連サミットで採択された。国連加盟国が2016年~2030年の15年間で達成するために掲げた目標。
横浜市はSDGsの達成に向け、優れた取組を行う都市として2018年6月に、国から「SDGs未来都市」に選定され、「環境」「経済」「社会」の課題を同時解決する横浜型「大都市モデル」を創出するために創設された仕組みとして「SDGsデザインセンター」を設置して社会課題の解決を目指している