「横浜三塔の日2019」が横浜市開港記念会館(横浜市中区本町1)で3月10日に開催される。
横浜市中区では「横浜三塔」と呼ばれる建物「横浜開港記念会館(ジャック)」「神奈川県庁(キング)」(中区日本大通1)「横浜税関(クイーン)」(中区海岸通1)にちなんで3月10日を「横浜三塔の日」としている。毎年「横浜三塔」の魅力を発信し、中区の活性化を目指し、ダンスステージからワークショップまでさまざまイベントを実施する。
当日は、「ジャックの塔にのぼろう」と題して、開港記念会館ボランティアガイドのジャックサポーターズが案内する普段は公開していないジャックの塔にのぼるツアーや、レトロな衣装を借りられる「ハイカラ館」、横浜スカーフ親善大使&スウィンギー写真撮影、日本大通りのアルテリーベによる横濱三塔ケーキの展示、嬬恋村・横浜繊維振興会の物産展、ハーバリウムのワークショップなどさまざまな企画を展開する。
また、「ジャズ」をテーマとして、「横浜市立港中学吹奏楽部」「浅葉裕文トリオfeat.宮脇惇」「ボヘミアブードゥー」「浅岡周&The Jack Band」などがジャズライブを行う。
現存する日本最古のジャズ喫茶「ちぐさ」(中区野毛町2)は、1日限定で出張出店し、100年前の蓄音機の試聴や、SP盤・進駐軍のVディスク盤、レコードや写真などの展示のほか、トーク「横浜ジャズ物語」、ジャズ映像の上映、本牧ジャズ祭30年の活動紹介などを行う。
中区地域振興課長の真船かおるさんは「三塔は歴史的な建物で、現在改修作業を行っている。外観や中から上って景色を楽しむことは難しいが、開港記念会館内でたくさんの企画があるので、今回はぜひイベントを楽しんでほしい」と話す。
開催時間は10時~17時。参加費無料。