横浜市は、豪華客船「クイーン・エリザベス」の市民向けの船内見学会をの参加者を募集している。開催日は4月28日と5月5日の2日間。
海の女王と呼ばれる「クイーン・エリザベス」は、初代が1940年に就航。現在は3代目で2010年10月に就航した。全長294メートル、全幅32.25メートル、総トン数90,900トン。乗客定員は2,081人で、運行会社は本部をイギリスに置く「キュナード・ライン」。2014年3月横浜港初入港で、前回は2016年3月に寄港している。
グランド・ロビー壁画にはエリザベス女王の肖像画が飾られ、船内全体に英国王室との縁が感じられる。洋上初のボックスシートを備えるロイヤル・コートシアターや、プラネタリウム、エンパイア・カジノ、ロイヤル・スパ & フィットネス・センターなどを備える。
見学会は横浜市内在住者を対象に、2019年3月に完成予定の大黒ふ頭客船ターミナル(鶴見区)に停泊中の客船「クイーン・エリザベス」の船内を1時間見学する。
港湾局客船事業推進課担当課長の鹿志村兼貴さんは「ぜひこの機会に船内見学を多くの人に楽しんでいただければ」と話す。
募集は各日47人の計94人。見学時間は14時~15時まで。対象は横浜市内在住で、当日まで有効な運転免許証またはパスポートを所持の人。応募は往復はがきで受け付ける。締切は3月15日消印分まで。応募方法詳細は横浜市港湾局ホームページで。
今年のゴールデンウイークはのべ15隻の客船が横浜港に寄港する。4月27日には日本初となる外国客船の4隻同時着岸が実現する。