3月30日に行われた世界規模の環境キャンペーン「EARTH HOUR(アースアワー)」を前に、24日に行われた横浜ビー・コルセアーズvs栃木ブレックスのゲームで電力を自然エネルギーでまかなう挑戦が行われた。
「自然エネルギー100%ゲーム~風と海賊DAY~」と題され、会場の照明、音響、空調などの電力を高さ70メートル、羽根の直径が80メートルの風力発電施設「ハマウィング」が発電する電力でまかなった。
ゲームに先立ち、「ハマウィング」で発電した電力量を証明した「グリーン電力証書」が寄贈されるセレモニーが行われ、ハマウィングの協賛企業・工藤建設や横浜市、ゲームの会場となる横浜国際プールと、「EARTH HOUR」を推進する世界自然保護基金(WWFジャパン)の関係者が登壇した。会場では、関係各社の展示ブースが設置され、地球の環境を守るための活動などが紹介された。
横浜市とWWFジャパンは、2015年に連携協定を締結して環境問題に取り組んでおり、世界中の人びとが同じ日・同じ時刻に消灯することで地球温暖化防止と環境保全の意志を示す「アースアワー」に、2014年から継続的に参加している。
横浜市とEARTH HOUR 2019 in YOKOHAMA実行委員会は、3月30日・20時30分から桜木町駅前で、照明を消す「アースアワー消灯セレモニー」を実施した。会場では、「竹あかり」フォトスポットの設置や、ソーラーパワートラックステージでのコンサートや暗闇を楽しむペンライトアートなどが行われた。