横浜高島屋(横浜市西区南幸1)で、開店60周年を記念して、金の工芸品の展示・販売を行う「大黄金展」が開催されている。
迫力ある芸術作品から趣味の品まで、荘厳な金の名品を一堂に紹介する同展では、注目を集める金製品の和・洋食器、仏像、仏具、置物など幅広く取りそろえ、展示即売している。
会場では、漫画家の手塚治虫さんが、2018年に生誕90周年を迎えたことを記念して、人気の天才外科医「ブラック・ジャック」と、その助手「ピノコ」の純金像も販売。K24「ブラック・ジャック」は2,808,000円(約130g、約12.5×約8×約8センチ)。K24「ピノコ」は432,000円(約15g、約5×3.2×2.7センチ)。
また、日本の音楽シーンに大きな影響を与えた「X JAPAN」のギタリストhideが、1998年に永眠してから20年という節目の年に作られた金製のピックも販売する。18金製「hide GOLD PICK 20th memorial」は、216,000円(高さ約3.0cm×横約2.7cm)。 全国合計2018個限定。また、会場には、hideが着用した衣装や、愛用のギターも展示されている。
会期初日の3日には、ダウン症の天才書家として知られる金澤翔子さんが、4月1日に発表されたばかりの新元号「令和」を、縦1メートル、幅58センチの金箔(きんぱく)に揮毫(きごう)した。作品は、会場内に展示されている。
金澤翔子さんは「金に書いたのは初めてで、むずかしい挑戦だったがうまく書けた」と話した。
会場は、横浜高島屋8階 特設会場。開催時間は10時~20時(最終日は18時閉場)。