レコード愛好家による世界同時イベント「RECORD STORE DAY(RSD・レコードストアデイ)」のアフターパーティとして、レコード、オーディオ、クラフトビールが楽しめるパーティー「RSD 420 AFTERPARTY」が、横浜のコワーキングスペースBangarrow(バンガロー・横浜市神奈川区栄町5)で4月19日、20日に開催される。
「レコードストアデイ」は2008年に、アメリカ西海岸の独立資本系レコード店主らによってはじめられたレコードの祭典。アメリカをはじめ世界23カ国で数百を超えるレコードショップが参加を表明し、2019年は4月13日に世界各地で実施された。
レコードストアデイのアフターパーティとして企画された「RSD 420 AFTERPARTY」は、2018年2月にオープンした横浜港が一望できるコワーキングスペースを会場に、デジタル配信が一般的となる中で新たに注目を集ている音楽メディアのアナログレコード、カセットテープのほか、アナログ主流時代から進化を遂げたオーディオ関連機器、世界中で人気のクラフトビールシーンがコラボレーションした企画。
20日は、ドイツのレコード製造工場からJan FreundさんとGunnar Heuschkelさんを招いた、レコード製造の工程やレコードプレス工場の作り方についての基調講演や、マスタリングエンジニアの塩田浩さん(TRC東京録音)によるトークショーなどが行われる。ラウンジDJは、DJ KENTA(ZZ PRO)が務める。
21日は、「プロダクトセッション」として、カセットの要素も取り入れ、メーカー企業の商品プレゼンテーションなどを行う。DJは、レゲエセレクターのSCRATCH FAMOUSさん(DEADLY DRAGON SOUND NYC)。
事務局を務めるエリアコード(中区不老町1)の佐藤秀哉さんは「日本では生産されていない、カラフルなレコードなどめずらしいものをそろえている。これまでのレコードの印象とはちがうものを味わってもらえれば」と話している。
開催時間と参加費は20日=13時~20時。前売3,500円、当日4,000円。21日=12時~19時。前売500円、当日1,000円(20歳未満入場不可)。