山下公園(横浜市中区山下町279)で5月9日、ベルギーの文化やライフスタイルを伝えるイベント「ベルギービールウィークエンド2019横浜」が開幕した。
原料や醸造法で一つ一つのビールの風味や色合いが異なるベルギービール
期間中は、フルーツ・ビールやホワイト・ビールをはじめ、ピルスナー、トラピスト・ビール、IPA、レッド・ビール、セゾン・ビール、ランビック・ビールなど、25種類の初登場ビールを含む11タイプ94種類のベルギービールを提供。これまでボトル販売していたデュベルが樽生で登場するほか、ベルギービール飲み比べセット(各日先着100セット)を販売し、日替わりでメニューがランダムに変わるBBW Boutique(ベルギービールウィークエンド・ブティック)コーナーも設置する。横浜での開催は7回目。
会場には、フリッツ(フライドポテト)やチーズ、肉料理などを提供するフードコーナーを設け、スタンドエリアに加え予約制の4人掛けラウンジ席を設置。ステージではBBWナビゲーターによるトークショーや賞品が当たるジャンケンゲーム、マイケル カネコの音楽ライブ(11日)を開催する。また、イベント10周年を記念したBBWオリジナルアニバーサリーケーキのプレゼントや、抽選でベルギー往復ペア航空券のプレゼントも。
9日のオープニングセレモニーにはギュンテル・スレーワーゲン駐日ベルギー王国大使が登壇し「ベルギー文化にベルギービールとおいしい食事、音楽、気の合う仲間は欠かせない。今年も多様なベルギービールとの出会いを楽しんでほしい」と日本語であいさつ。多くの来場者と共にオリジナルグラスで開幕を祝った。
会場は山下公園・おまつり広場。開催時間(10~12日)は11時~21時。チケット制で、スターターセット(オリジナルグラス1個、飲食用コイン11枚)3,200円。5月12日まで(雨天開催)。
ベルギービールウィークエンドは、ベルギーの首都ブリュッセルで毎年9月第1週末に開催されるベルギー最大のビールイベント。ベルギーは約200の醸造所で1,500種類以上のビールが造られる「ビール王国」として知られており、原料や醸造法によって一つ一つのビールの風味や色合いが異なる。国内でのベルギービールウィークエンドは2010年に東京で初開催され、10回目を迎える今年は名古屋、横浜、日比谷、大阪、東京の5会場で45日間にわたり開催される。