
新港ふ頭客船ターミナルと横浜市が公民連携で開発を進めている客船ターミナル、ホテル、商業施設、公園を含む複合施設の総称が「横浜ハンマーヘッド」に決まった。
同施設は、みなとみらいの新港地区に今年10月に商業施設が開業し、11月には客船ターミナルやホテル、2020年3月下旬には公園がオープンする。地上5階建て、延べ床面積は約3万300平方メートル。近くにはオープンモールの「MARINE & WALK YOKOHAMA」や開発途上国への協力事業の国内拠点「JICA横浜」などがあり、みなとみらい線馬車道駅から徒歩約10分。
新港ふ頭客船ターミナルは、税関、出入国管理、検疫が可能なCIQ施設で、今まで着岸できなかった11万6000総トン級の客船にも対応できるよう、公共岸壁の改良を行った。総延長340メートル、水深9.5メートルとなる。新港ターミナル第1号入港として11月4日、ダイヤモンド・プリンセス号が予定している。
ホテルは、複合施設の3階~5階に「インターコンチネンタル横浜Pier 8(ピアエイト)」が開業する。客室数は173室で、いずれも45平方メートル以上の「ゆったりとした」部屋。「ヨコハマ グランドインターコンチネンタル ホテル」と合わせて近接する2つのホテルが連携を図る。
商業ゾーンは食をテーマに新港ふ頭客船ターミナルが管理・運営を行い、その場で作るスイーツファクトリー、有名ラーメン店が集積するフードホールなど、新業態・初出店含むテナント25店が10月に出店する予定。
新港ふ頭の整備は1899(明治32)年に埋め立てが始まり、1914(大正3)年に陸上設備を完工。同時期に国内初の港湾荷役専用のイギリス製のクレーン「ハンマーヘッドクレーン」が設置され、ふ頭の名称を日本の先駆けとなった機械の名称から「ハンマーヘッド」とした。