藤棚一番街(横浜市西区中央)で7月21日、「藤棚 濱の料理人 商店街 10thFESTIVAL」が開催される。
濱の料理人は、横浜市を全国に誇れる地産地消都市にすることを目指して2010年に発足。「大ど根性ホルモン」(西区)を営む椿直樹さんの声掛けで料理人や生産者、加工品業者など40人近くのメンバーが集まり、地元の農園見学ツアーや小学校で独自メニューを提供する「スーパー給食」などの活動を行ってきた。
10周年を迎える今回は、消費者に近い街なかでイベントを行おうと、商店街を歩行者天国にして約30のブースが出店。フォアグラやオマール海老を使ったフレンチメニュー(レストラン ペタル ドゥ サクラ)、横浜野菜とスモークチキンのカスレ(豆のシチュー)を包んだガレットサラザン(そば粉のクレープ、ラ・ロシェル山王)、つぶ貝とエスカルゴバターのコロッケ(同)、タイ風夏野菜のさつま揚げ「トードマンプラー」(今井かまぼこ)、かき氷(ふらんすやま)など、高級フレンチ店の限定メニューや商店街の味を500円~1,000円程度で提供するほか、野菜マルシェ、輪投げや缶倒しなどの縁日コーナーを用意する。
19時からは、商店街の協力で撮影し地元住民も多数出演した布川敏和さん主演の映画「カラオケや兆治 in FUJIDANA」の上映会も実施。藤棚デパートメント前の特設ステージで野外上映する。鑑賞無料。
藤棚一番街の今井宏之さんは「開けた会場でこれだけの規模でイベントを開催するのは初めて。大人は飲食、子どもは縁日で楽しんでほしい」と話す。
開催時間は15時~20時。小雨決行。