横浜市内で300以上の音楽関連プログラムが繰り広げられるイベント「横浜音祭り2019」が9月15日~11月15日の2カ月にわたり、開催される。
文化芸術による賑わい創出を目的に横浜市が3年に一度開く音楽フェス。2013(平成25)年に始まり、3回目を迎える今年は、「あなたに届くあなたの音楽」をコンセプトに、音楽ジャンル、世代、ジェンダー、障がいの有無などにかかわらず楽しめる約300のプログラムを展開する。
9月15日に行われるオープニングコンサートでは、アンドレア・バッティストーニさん指揮による東京フィルハーモニー交響楽団の演奏が、みなとみらいホールで行われる。
期間中、市内在住・在学の学生を無料で招待するプログラムも予定する。アンドレア・バッティストーニ×東京フィルハーモニー交響楽団(9月15日、会場=横浜みなとみらい大ホール)アンナ・メレディス×スコッティッシュアンサンブル(同16日、同=横浜赤レンガ倉庫1号館)、英国女王陛下の近衛楽団軍隊コンサート(10月14日同=神奈川県立音楽堂)、藤原道山尺八アンサンブルコンサート(同22日、同=横浜音楽堂、林英哲太鼓の世界「レオナールわれに羽賜(はた)べ」(11月19日、同=関内ホール)。
アートディレクターの新井?子さんは「今回は音楽をインフラのように町の隅々で行き渡らせたいと思っている。素晴らしい音楽ホールでのコンサートから国民的アイドルとオーケストラの共演、街の至る所で市民が主役となって歌い、奏で、実際会場に行くことのできない方々にも最新テクノロジーを使って生の演奏を届けたい」と話す。