横浜を代表する写真家森日出夫さんが撮影した港や街角の写真約110点を展示する「森日出夫写真展YOKOHAMA1969-2019」が9月4日、横浜高島屋ギャラリー(横浜市西区南幸1)で始まった。
森さんが1969(昭和44)年ごろから、50年にわたり撮影してきた横浜の写真の中から代表作や未発表作を展示する同展。港湾の航空写真や、横浜メリーさんの写真のほか、ライフワークとしても知られているシリーズ「わたし」は大判のカメラで、横浜の街角をバックに時の人の全身カットを撮影した写真も展示している。
森さんは「今回の写真のテーマは横浜、ここには横浜の文化や歴史そしてこれからの横浜の写真を選んだ。多くの人にお越し頂き横浜を感じていただければ」と話している。
開催に当たり、シリーズ「わたし」でモデルを務めた、シンガーソング・ライターの加藤登紀子さんは「横浜は常に新しいと感じられる。時代の移り変わりの中で新しいものを作ろうとしたエネルギーが森さんの写真に満ちている。横浜に来ると自分自身が新しくなっていると思える」と話す。
開催時間は10時~19時30分(最終日は17時30分閉場)場は無料。今月16日まで。