横浜市中区・黄金町エリア一帯で現在、アートフェスティバル「黄金町バザール2019-ニュー・メナジェリー」が開催されている。
黄金町バザールは2008年、京急・日ノ出町駅~黄金町駅間の高架下スタジオ、周辺の元違法風俗店を改装したアトリエなどを会場にアートで街の再生を図るイベントとしてスタート。地域のまちづくりに取り組む黄金町エリアマネジメントセンター(黄金町1)と初黄・日ノ出町環境浄化推進協議会が主催する。
12回目となる今回のテーマは「ニュー・メナジェリー(新しいマネジメント)」。同展ディレクターの山野真悟さんは、これまでも積み重ねてきた展示のための調整の過程自体を評価の指標の一つとし、「アートとコミュニティーの関係により双方向でミクロな視点で注意を払った」と話す。
参加アーティストは日本、台湾、中国、インド、インドネシア、タイ、オーストラリア、アメリカの計8カ国15組。
会期中はアーティストトークやガイドツアーのほか、「こどもWEEK」の一環としてハロウィーンのコスチューム作り(10月26日まで)やパレード(27日)を実施。11月2日・3日には、横浜近郊のパン店やコーヒー店、クラフトビール醸造所が出店する「黄金町パンとコーヒーマルシェ」を開く。
開場時間は11時~18時(土曜と11月3日は20時まで)。月曜休場(祝日の場合は翌火曜)。会期中有効のパスポートは700円で、地域の飲食店や映画館など42店で利用できるサービスクーポンが付く。高校生以下無料。11月4日まで。