ドローン、ロボットなどの先端技術を紹介するイベント「横浜ガジェットまつり」が現在、みなとみらい地区周辺で開催されている。
26日のトーク「技術~機動戦士ガンダムに見るアニメーション表現に必要な設定とリアル」
「横浜ガジェットまつり」は、手作りガジェットや新開発の製品などを見て、触り、エンジニアやクリエーターと市民が交流できる場を作ろうと、富士ゼロックスの有志の呼び掛けで2015年に始まった体験型交流イベント。4回目となる今年は、企業10社と横浜市経済局によるによる実行委員会が共催し、過去最大規模で実施する。
ドローン、モビリティー、VR、ロボット、プログラミング、アプリ・AI、デザイン・アート、スポーツ・ヘルスケアなど13カテゴリーの出展エリアには、企業や大学、NPOなど100団体以上が出展。ガジェットやプログラムの紹介、ドローン体験、コピー機分解ショーなどのイベントが行われている。
また、最新のテクノロジーやイノベーションをテーマにした約20のトークセッション・デモ・ワークショップを実施。25日は、BankART Stationで、クリエーターと拠点を結び付ける「芸術不動産事業」や、関内に誕生するベンチャー企業成長支援拠点「YOXO BOX」についてのトークセッションなどが行われた。
26日は、ライゾマティクスのクリエーティブ・ディレクター、齋藤精一さんのトークや、鉄道好きのミュージシャンとして知られる向谷実さんによる鉄道好きと新規事業創出を目指す人向けのトーク、京急グループ本社ビルに来年1月にオープンする「京急ミュージアム(仮称)」を紹介するトーク、2020年に中区・山下ふ頭に誕生する「ガンダムGLOBAL CHALLENGE」に、全長18メートルの動くガンダムを作るクリエーターと技術者によるトークセッションなどが行われる。
会場は、富士通エフサス Innovation&Future Center、富士ゼロックスみなとみらい事業所、横浜三井ビル、日産グローバル本社ギャラリーのほか、今年開業した京セラみなとみらいリサーチセンター、資生堂「S/PARK」、京急本社ビル、BankART Stationなど。
入場無料。10月26日まで。