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新港ふ頭に複合商業施設「横浜ハンマーヘッド」 食の体感型店舗集まる

「横浜ハンマーヘッド」施設外観。ふ頭の突堤に整備された「ハンマーヘッドクレーン」が目印

「横浜ハンマーヘッド」施設外観。ふ頭の突堤に整備された「ハンマーヘッドクレーン」が目印

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 新港ふ頭に10月31日、客船ターミナル・商業施設・ホテルからなる複合施設「横浜ハンマーヘッド」(横浜市中区新港2)が開業する。

焼き立てハーバーが楽しめる「ありあけハーバースタジオ」

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 開発・運営は横浜岡田屋を代表企業とするコンソーシアムからなる「新港ふ頭客船ターミナル」株式会社。総床面積約3万平方メートル・地上5階建てで、飲食店を中心とした25店舗とホテル「インターコンチネンタル横浜 Pier 8」、乗下船の際の検査所兼イベントホールとなる「CIQホール」で構成する。

 名称の「ハンマーヘッド」は、1914年に新港ふ頭の西側の突堤に整備された日本で最初の湾港荷役専用の「ハンマーヘッドクレーン」から。現在は使われていないが、2018年には歴史的遺構として土木遺産に登録された。

 出店は、全国初出店となる「YOKOHAMA CARAMELLABO」、新業態の「鎌倉紅谷 Kurumicco Factory」「ありあけハーバースタジオ」、横浜のチョコレートブランド「VANILLABEANS THE ROASTERY」、横浜初出店の「ピーターラビットカフェ」「茶寮 伊藤園 横浜」「THE ALLEY」など。コミュニティ放送局「マリンFM」もスタジオを構える。

 「新港ふ頭客船ターミナル」の岡田伸浩社長は「ここで作っているファクトリーを持った、わざわざ来たくなる食のお店をそろえた」と説明。「横浜グランドインターコンチネンタルホテル」の堤猶二会長は「横浜の文化を体験いただけるホテルがアレンジしたソフトを組み込んでいき、これまで横浜になかった4つ星、5つ星のホテルを目指す」と意気込んだ。

 開業日の31日からは、みなとみらい21新港地区・大さん橋客船ターミナルとJR桜木町駅を結ぶバス路線「ピアライン」が運行。初日から5日間は運賃無料で乗車できる。

 2020年3月には建物の海側に「ハンマーヘッドパーク」、同年7月には新港地区とヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル前をつなぐ「みなとみらい歩行者デッキ」が整備される予定。

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