象の鼻パーク(横浜市中区海岸通1)周辺で11月1日、アートと光の祭典「スマートイルミネーション横浜2019」が開幕した。
「スマートイルミネーション横浜」は、最新の環境・省エネルギー技術とアートを融合させて新たな夜景の創造を試みるアートイベントとして2011年にスタート。9回目を迎える今年は、「スポーツ・からだ・エモーション」をテーマに全21プログラムを展開する。
これまで同イベントで「ひかりの実」や「たてもののおしばい」といった作品を発表してきたアーティストの高橋匡太さんは、10人の子どもたちと2日間のワークショップで考案したアトラクションコース「チャレンジ!!象~ン」を制作。そのほかアート集団・ミラーボーラーによる自転車を漕ぐと光を放つ「たまごプロジェクト」や、昨年の「スマートイルミネーション・アワード2018」で最優秀賞を受賞した石井結実さんによる「痛い × アート」など、体を動かして楽しめる作品を多く集めた。
アートディレクターの岡田勉さんは「どの作品も、参加しながらエネルギーはどうやって生み出されるか考えるもの。光を通じて、私たちの暮らしや将来について話し合っていただける機会になれば」と話す。
会期は11月4日まで。開催時間は17時30分~21時30分。2日13時からは、アートの創造性をまちづくりに活かしユニークな活動を推進しているジャカルタとニューヨークの2都市からゲストを招いた「スマートイルミネーション・サミット2019」を開く。