横浜の市民管弦楽団「ヨコハマベイフィルハーモニー」は12月8日、横浜大さん橋国際客船ターミナルロビー(横浜市中区海岸通1)でベートーベンの第九を演奏する。
大さん橋での年末コンサートは今年で3回目。初めて開催した2017年には約700人の聴衆が集まった。指揮は札幌交響楽団の指揮者も務める若手注目の松本宗利音さん。合唱はYBP第九合唱団。2019ソリストはソプラノ=中江早希さん、アルト=布施奈緒子さん、テノール=宮里直樹さん、バリトン=増原英也さん。国内で注目されている若手声楽家が集まる。
北海道からの参加者と横浜の参加者を合わせ総勢200人の大規模コンサート。演目はベートーヴェン交響曲第九番 第四楽章。
池谷真澄団長は「誰でも聴けるパブリックスペースでのコンサートとしては国内最大規模」だと言う。「年末といえば第九だ、誰でも無料で自由に聴けて、かつこの規模の第九はあまりない。ソリストは普段はコンサートホールでしかお目にかかれないような一流の方たちばかり。小さなお子さまから、どなたでもお越しいただける。年に一度きりのチャンスをお見逃しなく」と呼び掛ける。
15時開演。参加費無料。同楽団は、12月15日にも潮田地区センター体育室(鶴見区)で「潮田 Winter Concert 第九演奏会2019」を開催する。