2011年に閉館した本牧の映画館「マイカル松竹シネマズ本牧」(横浜市中区本牧原1)で1月26日、子どものためのダンスイベント「こどもディスコ season5」が開催される。
当日は、迫力ある音楽と共にミラーボールやレーザー、映像など、会場はディスコさながらの演出でダンスホールとなる。子どもも大人も自由に踊りを楽しむ企画として2015年にスタート。今年で5回目を迎える。
70年代に横浜で流行したステップ「ハマチャチャ」のレッスンを受けた子どもたちによるダンスショーや市内のダンススクールのショーケースを披露。そのほか、「伝説のディスコ」として語り継がれる本牧の「LINDY」で若き日に店長を務め、ハマチャチャの達人と呼ばれる藤中一郎さんのレッスン&パフォーマンスのほか、ノンアルコールで作る「こどもカクテル」ワークショップなどのプログラムを用意する。
なじみの曲で来場者も踊りに参加できるDJタイムでは、さまざまな時代のステップが披露され、世代を超えてディスコを懐かしみ楽しむ時間となる。本牧のダンス文化継承や空き店舗となった旧映画館の、今後の利活用計画も念頭に置いているという。
実行委員会代表の内木里美さんは「初回は50人程度の参加者だったが、昨年は約350人。地域にも認められてきた。かつてディスコの聖地と言われた本牧で新旧さまざまなジャンルのダンスを吸収し、この場からさらに新しい文化が生まれていくことを目指したい」と話す。
開催時間は13時~16時。入場料は、大人=1,500円、子ども(中学生以下)無料。