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機関車を見下ろす保育園が開園 JR桜木町駅新南口は6月27日から

蒸気機関車を見下ろすことができる汽車ラウンジを設置した保育園

蒸気機関車を見下ろすことができる汽車ラウンジを設置した保育園

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 JR桜木町の駅南側に、ホテル、商業施設、保育園から成る「JR桜木町ビル」(横浜市中区桜木町1)が完成し、4月1日、先行して認可保育所「桜木町ステーションナーサリー」が開園した。ホテルと商業施設は6月27日に開業予定。

プラットホームをコンセプトにした園内イメージ

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 同ビルは、6月27日に利用開始されるJR桜木町駅の「新南口(市役所口)」に直結。地上12階建てで、1~2階は商業施設「CIAL 桜木町ANNEX」、3階~12階は「JR東日本ホテルメッツ 横浜桜木」となる。同保育所は「CIAL 桜木町ANNEX」の2階に位置する。

 桜木町駅が1872(明治5)年に日本で最初の鉄道駅が設置された「鉄道発祥の地」であることから、1階には「旧横濱鉄道歴史展示『旧横ギャラリー』」が設けられる。鉄道記念物である110形蒸気機関車が3月15日、6月の開業を前に搬入された。

 「桜木町ステーションナーサリー」も、鉄道発祥の地にちなんで駅の歴史と魅力を感じられる設計にこだわった。保育所内全体が「プラットホーム」をコンセプトとし、入り口から各室を巡るようにレールの絵が描かれ、レールの終着点には、窓から1階の蒸気機関車を見下ろすことができる汽車ラウンジを設置した。いち早く機関車を目にした園児たちは「すごいねー」と感嘆の声を上げた。

 同園はヒューマンスターチャイルド(神奈川区鶴屋町3)が運営し、定員は49人(0歳児3人、1歳児8人、2歳児8人、3歳児10人、4歳児10人、5歳児10人)。延べ床面積=約300平方メートル、園庭面積=約135平方メートル。4月1日は43人の園児を預かり開園したが、現在は新型コロナウイルスの影響から、可能な家庭については自宅待機としている。4歳、5歳のクラスには若干の空きがあり、入所を受け付けている。

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