横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜=横浜市西区みなとみらい1)の、複合コンベンション施設「パシフィコ横浜ノース」が4月24日に開業した。開業に合わせ、23日より横浜高速鉄道(みなとみらい線)の新高島駅からパシフィコ横浜へと渡る「キングモール橋」を供用開始した。
パシフィコ横浜ノースは、地下1階、地上6階、延べ床面積は約 4万7000平方メートル。1階に国内最大規模の約6300平方メートルの多目的ホール、2~4階は大中小42室で計約6185平方メートルの会議室からなり、同施設の誕生でパシフィコ横浜は国内最大の大型会議施設となる。同館のデザインは横浜の国際交流の「汀(みぎわ)=波打ち際」をイメージした外観。
遊歩道の長さは約56メートル、幅は8メートル。
橋の名称は公募し、西区在住の山毅彦さんの案に決まった。選定理由は、みなとみらいの主要歩行者ネットワークであるグランモール軸にはグランモール橋が、臨港幹線道路を横断するクイーン軸にはクイーンモール橋があるため、キング軸には「キングモール橋」の名称がふさわしいという内容であったこと。
なお新型コロナウイルスの影響によりオープニングイベントは開催されず、パシフィコ横浜ノースはオープン日から臨時休業となっている。