神奈川県は5月8日、新型コロナウイルス感染症拡大で、内定取り消しや、職を失った人を対象とする緊急雇用を再募集すると発表した。
2回目の募集となる今回は、60人を募集。応募資格は、新型コロナウイルス感染症の影響により、採用の内定を取り消された人、職を失った人、事業を継続できなくなったフリーランスの方。公共職業安定所(ハローワーク)に求職登録し、5月11日から26日までに面接を受けられる人。年齢の上限はない。
報酬は一般事務職の場合月額122,459円~158,250円(12月に別途期末手当)。任用期間は6月1日から年3月31日までの予定。募集期間は5月11日から22日まで。
黒岩祐治知事がビデオメッセージで「今度は内定取り消し、職を失った方、そしてそれに加えてフリーランスの方も対象にしたいと思います。働きながら別の就職先を探す、そんな形でも結構です。1年間が期間ですけれども、3年まで延長できます。そしてさらにその先に県の職員としての採用の道も開かれています」と話した。
県は4月16日に任期付きの非常勤職員124人を募集すると発表し、県の職員としての緊急雇用として、内定取り消しになった大学新卒者など64人を既に雇用している。