横浜市は5月12日午前0時から、国から1人10万円が支給される「特別定額給付金」オンライン申請手続きの受付を開始する。
オンライン申請詳細は総務省「特別定額給付金ポータルサイト」で
特別定額給付金は、4月20日に閣議決定された「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」により、家計への支援を目的に実施。緊急事態宣言の下、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行うもの。実施主体は市区町村。
給付対象者は、基準日の4月27日に、住民基本台帳に記録されている者。申請ができるのは、マイナンバーカードを持つ受給権者(世帯主)で、世帯主がまとめて受給する。
マイナポータル上の特別定額給付金申請画面から、金融機関の振込口座等を入力した上で、振込口座の確認書類をアップロードして申請する。電子署名により本人確認を行うため、本人確認書類の添付は不要。振込開始は5月下旬を見込んでいる。
特別定額給付金の申請方法は、オンライン申請と郵送申請の2つの方法がある。郵送申請の申請用紙は5月下旬頃に各世帯主へ発送を開始し、6月上旬に振込を開始する見込み。申請期限は、郵送方式の申請受付開始日から3カ月以内。
横浜市では、マイナンバーカードの暗証番号を忘れたための再設定などで、区役所窓口が混雑することが予想されるため、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、来庁を控え、郵送申請を利用するよう呼びかけている。
特別定額給付金は、親族からの暴力や、性暴力被害、貧困などで、住民票がある場所とは別の場所に避難していて、一定の条件を満たしている場合、同伴者の分を含めて、給付金を受け取ることがでる。
問い合わせは定額給付金コールセンター(TEL 0120-260020)まで。対応時間は9時~18時30分。