神奈川県にあるプロスポーツリーグのチームが連携して、医療現場の最前線で働く人々の応援を目的にしたチャリティーイベント「One KANAGAWA Sports All-Star Cup 2020」が5月30日・31日にオンラインで開催される。
湘南ベルマーレ(平塚市)、KPMGコンサルティング(東京都千代田区)、DeNA(東京都渋区)の3社が発起人となり実行委員会を結成した。
参加するチームは、サッカービデオゲーム「FIFA 20(エレクトリック・アーツ)」を競技種目とする「eスポーツ大会」に参加してゲームに挑む。大会の模様はインターネットを通じて配信し、企業協賛、クラウドファンディングサイトやチャリティオークションなどを活用して「かながわコロナ医療・福祉等応援基金」へ寄附する。
ゲームには県内のプロスポーツチームから1人ずつ、計15人の選手が参加。市内からは横浜DeNAベイスターズ(上茶谷大河選手)、横浜FC(武田英二郎選手)、横浜F・マリノス(遠藤渓太選手)、Y.S.C.C.横浜(宮尾考一選手)、Y.S.C.C.横浜フットサル(鈴木陽太選手)、横浜ビー・コルセアーズ(田渡稜選手)が参加する。
参加選手は横浜スタジアムの「NISSAN STAR SUITES」でゲームをプレーする。30日16時からグループステージ、31日19時30分から決勝トーナメントの配信を行う。オンライン上で有料の応援メッセージも送ることができる。
オンラインで行った説明会で、実行委員長を務める湘南ベルマーレの水谷尚人社長は「Jリーグ発足以降地域のお客様に支えていただいた分を少しでも恩返しできないかと考えてきた、神奈川の多くのスポーツの垣根を越えた戦いを、家でも楽しんでほしい」と呼び掛ける。