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「CONNECT to THE FUTURE」コロナ禍のアーティストに発信の場を

開放的な店内にはアーティストの作品が並ぶ。右の壁には狩集広洋さんの作品。

開放的な店内にはアーティストの作品が並ぶ。右の壁には狩集広洋さんの作品。

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 「Gallery+Sushi三郎寿司あまね」(横浜市中区元町1)が5月1日、オンラインギャラリーを開設するためのクラウドファンディングを始めた。オープン2周年企画として「『CONNECT to THE FUTURE』コロナ禍のアーティストに発信の場を」と題し、アーティストが活躍できる場を作ることを目的とする。

ガラス張りの開放的な外観のギャラリー

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 オーナーの田口竜太郎さんは、ギャラリーから徒歩1分にある創業49年「横浜元町三郎寿司」の2代目で、築地市場で10年ほど魚河岸の仲卸だったキャリアを持つ。「すしならば、作品に匂いが移らず共存できる」とすしを食べながら作品を見ることができるギャラリーを、2018(平成30)年5月に思い切ってオープン。

 開放感のある全面ガラス張りの店内には、地元にルーツに持つ作家や世界中のアーティストの作品を展示している。市内からだけではなく、県外や世界中からも来訪客があるという。

 新型コロナウイルスにより現在はギャラリーでの企画展示は行っていない。アートに触れる機会が減少している中、オンラインギャラリーを通じてアートの力で気分転換を図ってもらえたらとクラウドファンディングに願いを託す。「この状況下だからこそアートは心に働き掛け、人々の力となり、時には人々を救う可能性さえあると思う」と田口さん。発表の場と収入を失ったアーティストのための、オンライン取り引きの拡大も狙う。

 寄付は2,000円から可能。リターンには澁谷忠臣さんデザインのTシャツや、トートバッグなどアーティストオリジナルのグッズのほか、自宅など指定した場所に田口さんがすしを握りに出向く「すしケータリング」サービスも用意する。

 ギャラリーは現在、すしのテークアウト販売のみ営業。営業時間は12時~19時。火曜定休。

 クラウドファンディングは「オールオアナッシング」方式で、目標額は200万円。今月26日23時59分まで。

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