ハイアットブランドの横浜初進出となるホテル「ハイアット リージェンシー横浜」(横浜市中区山下町)が5月23日、開業した。世界60カ国以上の主要都市やリゾート地に、875軒以上のホテルを展開するハイアットブランドの横浜初進出となった。
日本大通り駅と元町・中華街駅の間の本町通沿いに位置する同ホテル。建物は地上21階、地下1階で、客室はスイート18室を含む315室。3~6階がスタンダードフロア、7~17階がデラックスフロア、18~19階がクラブフロア、14~19階がスイートフロア。20階には460平方メートルのグランドボールルーム、最上階の21階には、横浜港と横浜ベイブリッジを一望するウエディングチャペルと130平方メートルのスカイバンケットを備える。
ロビー階には2層の吹き抜けが印象的な「ザ ユニオン バー&ラウンジ」と、リクエストに合わせて仕上げる創作イタリアン「ミラノグリル」、ホテルメイドのスイーツやパンなどのテークアウトもできるペストリーショップ「マーケット」を備え、2階のオールデイダイニング「ハーバーキッチン」ではシェフが目の前で調理するライブパフォーマンスの披露を予定する。
新型コロナウイルスの影響下だが、宿泊施設は当初予定通りの23日に開業し、飲食施設は「マーケット」と「ハーバーキッチン」のみがオープンした。
「ハーバーキッチン」は、当面の営業時間を7時~10時とし、モーニングメニュー(3,630円)を提供する。「マーケット」は、10時~21時の営業予定だが、売り切れ次第の閉店となる。初日は夕方には完売した。パンやスイーツは700円台から取りそろえる。
「ザ ユニオン バー&ラウンジ」と「ミラノグリル」の開業日は未定。
同ホテルは、ケン・コーポレーション(東京都港区)とハイアットが、それぞれの関連会社を通じて2016年に締結したフランチャイズ契約に基づき運営する。