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「はまれぽ」が1000店以上の「テイクアウトマップ」を作成 新体制の編集部で

「はまれぽ」新編集長の西村瞬さん

「はまれぽ」新編集長の西村瞬さん

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 横浜のローカルメディア「はまれぽ」は、横浜市全18区の飲食店の持ち帰りや宅配の情報をまとめた「テイクアウトマップ」を公開した。市内1000店以上の情報を掲載している。

「はまれぽ」の横浜18区「テイクアウトマップ」

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 「はまれぽ」は2010(平成22)年1月1日に、「はまれぽ.com」として始動。横浜市内や神奈川県内の地域情報を扱うウェブメディアで、読者の投稿に答える形での調査記事を特徴とする。

 新型コロナウイルスの影響拡大による緊急事態宣言を受けて、「店を閉店しないといけないかもしれない」という声が同編集部に複数届いた。何とかして地域の飲食店の応援をしたいと、横浜市内全18区の「テイクアウトマップ」を作り始めた。

 マップの制作は編集部総出で取り組んだ。Facebookで2万人以上が参加する横浜地域コミュニティ「I LOVE YOKOHAMA」などの情報提供の協力を受け、5月の連休前に800店以上のテークアウト情報を載せたマップを公開、その後も掲載店は増え続け、現在では千店を超える。

 編集長の西村瞬さんは「方法は考え中だが、今後、飲食店以外への支援も何かできないか考えている」という。

 「はまれぽ」は、2020(令和2)年3月に、運営会社を「アイ・ティ・エー」(横浜市西区みなとみらい2)から、東京に本社を持つインターネットマーケティング会社「Poifull」(中区桜木町2)に変更した。

 西村さんは「今後は地域の人たちとのつながりをより増やしたい。情報提供で少しでも支援ができれば。横浜市から神奈川県全体にエリアを広げていきたい」と話している。

 神奈川県では25日に緊急事態宣言が解除されたが、テークアウトなどに関する情報は、「はまれぽ」の読者などから引き続き多く寄せられており、同マップは当面の間、随時更新を続けていく。

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