東急ホテルズ(東京都渋谷区)は6月5日、みなとみらい21地区47街区の複合施設内にミレニアル世代をターゲットとするライフスタイルホテル「横浜東急REI ホテル」(横浜市西区みなとみらい4)を開業した。みなとみらいエリアでは横浜ベイホテル東急に続く2店舗目となる。
みなとみらいに誕生したライフスタイルホテル「横浜東急REIホテル」外観
ホテルのメインターゲットは、ミレニアル世代で、24時間営業で時間を気にせず軽飲食ができるグラブ&ゴーや、宿泊者以外も利用できるコワーキングスペースを備えるライフスタイルホテル。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため開業日を当初の4月7日から4月24日に延期としていたが、再延期で6月5日に開業となった。
ホテルコンセプトは「WARP(ワープ)。赤レンガ倉庫などの歴史的建造物から、最先端の技術を体験できるスポットなど、対照的なものが混在する横浜の地域性を取り入れる。ロビーには、直径約2メートルの印象的な月の照明を設置するほか、プロジェクションマッピングによる演出で、デザイン性の高い空間をつくる。
1階にホテルエントランス、9階にフロント・ロビー・レストラン、10~15階は客室となる。客室数は234室(クイーンルーム=54室、ツインルーム=178室、アクセシブルルーム=2室)。
東急ホテルズの洋食と横浜らしい中華をアレンジした新感覚のホテル内カジュアルレストランのビストロチャイナ「ENCORE(アンコール)」は、客席数68席。営業時間は朝食=7時~10時、ランチ=11時30分~14時30分、ティー=14時~17時30分、ディナー=17時30分~22時。
ホテルが出店する複合施設は、全体延床面積約37,000平方メートル、地下1階・地上15階建てで、三菱地所が建設。最大2,146人を収容するライブハウス型ホール「KT ZeppYokohama」が開業するほか、最大約1,600人収容のコーエーテクモゲームスの本社オフィスも併設。両社のコラボレーションによりホテルとエンタテインメントの融合を目指す。
コーエーテクモゲームス本社オフィスと東急REIホテルの複合施設のコラボレーション企画として、開業記念イベント「遙かなる時空の中で」シリーズ20周年コラボ「遙かなる時空の中で3」複製原画展が開催される。ネオロマンス アートコレクションから「遙かなる時空の中で3」-四季-のデジタル・リトグラフ5点をホテル内に期間限定で展示する。記念イベント期間は6月5日~9月30日。
世界的なグローバル企業や最先端の研究施設が集積する新高島エリアの中心に位置し、アクセスは、みなとみらい線の新高島駅から徒歩約2分、横浜駅から徒歩約10分。