横浜・緑園都市の洋菓子店「パティスリー・ラ・ベルデュール」(横浜市泉区緑園)のオーナーシェフ服部明さんが、6月18日、「CAIL横浜」(西区南幸1)に、新業態で商業施設初登場となるショコラトリー「BLUE CACAO」を開業した。
服部さんは1995年に「パティスリー・ラ・ベルデュール」をオープン、2016年にフランス・パリで開催される「サロン・デュ・ショコラ」に初挑戦、3年連俗でショコラ愛好家による会「CCC(Club des Croqueurs de Chocolat)」からゴールドタブレット賞を受賞、2019年には最高の「ショコラティエ ベスト オブ ベスト アワード」を受賞した。
「パティスリー・ラ・ベルデュール」のほか、ベーカリー「Le jardin du Ver(ルジャルダンデュヴェール)」、チョコレートとジェラートの専門店「LE CHOCOLAT HATT(ル ショコラアット)」の3店舗を営むが、これまではすべて緑園に根ざして、横浜のスイーツ文化をけん引してきた。
横浜駅への出店を決めたのは「JRの人がすべて好きにやっていいと言ってくださったから」と服部さんは笑顔で話す。同店は「CAIL横浜」の中でも、横浜駅中央通路出入り口から入ってすぐの、自然に目が止まる立地にある。
新たな挑戦となるショコラトリー「BLUE CACAO」では、横浜の青い「海」と「空」のまばゆいイメージをブランド名に込めた。店内には大きな「青いカカオ」のオプジェが飾られる。店内には色とりどりのフルーツがのったチョコレートのほか、日本の白あんと世界中から厳選したカカオを取り合わせた和洋折衷のスイーツ「SHIRO CACAO」など新発売のオリジナル商品も並ぶ。
「横浜への感謝の気持ちとともに、より多くの方々に買い物や通勤の帰りなど気軽に立ち寄っていただけるお店をめざしたい。横浜から日本中、そして世界へと新たなショコラ文化を発信したい」という服部さん。
営業時間は「CAIL横浜」と同じで、10時~21時(開業から当面の間は、20時まで)。