ヨコハマ経済新聞の上半期PV(ページビュー)ランキング、1位は「横浜市が12日から1人10万円『特別定額給付金』オンライン申請受付開始」となった。3位も「横浜市が1人10万円『特別定額給付金』の申請書発送を開始」で、「特別定額給付金」への関心の高さが見られた。
ランキングは1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1.横浜市が12日から1人10万円「特別定額給付金」オンライン申請受付開始(5/11)
2.JR横浜駅に「アマビエ」大量出没 駅係員が一人一人描く(4/24)
3.横浜市が1人10万円「特別定額給付金」の申請書発送を開始(5/28)
4.ファンケルが不織布マスクを販売 ECサイトで5月12日から(5/10)
5.ホテルモントレ横浜、五輪延期受け4月末で実質営業終了へ(4/29)
6.横浜市が「新型コロナウイルス感染症 くらし・経済対策」を発表 5,743億円の補正予算(4/28)
7.横浜駅「はまレールウォーク」開通 レール上を歩きながらトレインビュー(6/22)
8.横浜駅西口・JR横浜タワーに「NEWoMan」が初進出 115店舗が出店(4/5)
9.ダイヤモンド・プリンセス号が3カ月半ぶりに横浜港を出港(5/16)
10.「横浜のサグラダ・ファミリア」完成への一歩 横浜駅西口JR横浜タワー5月開業(2/20)
新型コロナウイルスの大きな影響が出ており、上位10記事はいずれも直接的にウイルスの関連ニュース、またはその影響を受けた記事が並んだ。
中でも注目されたのは2位の「JR横浜駅に『アマビエ』大量出没 駅係員が一人一人描く」。アマビエは江戸時代、1846年に肥後(現在の熊本)に現れたとされる妖怪で、「病流行、早々私写し人々に見せくれ(私の姿を描いた絵を人々に見せて)」と話し海の中へと帰ったと伝わっている。アマビエの絵は疫病を鎮めるとされ、JRの職員が手書きで描いた横浜駅のポスターは多くの人の目に止まった。
7位、8位、10位には、横浜駅西口での開業関連のニュースが並んだ。地上30階・地下3階建の「JR横浜タワー」は5月30日の開業予定だったが、25日遅れて、6月24日に開業した。
横浜市は現在、「特別定額給付金」の申請を行った人を対象に、ホームページで「申請状況照会サービス」を提供している。特別定額給付金について、郵送申請の場合は申請書の宛名面のバーコード下の13ケタの番号で、オンライン申請の場合は受付番号を入力することで、申請後の処理状況を確認することができる。給付金の申請締め切り日は9月10日。
ヨコハマ経済新聞は「まちの記録係」として、今後も街が元気になる情報をいち早く伝えていきたい。