横浜駅直結の商業施設「JR横浜タワー」の8~10階に映画館「T・ジョイ横浜」が、 開業した。
9スクリーン、合計1,230席(車椅子スペース18席含む)を備える。8~10階の3フロアにまたがるメインシアターには、神奈川初となる「DOLBY CINEMA」を導入。そのほかの全シアターにも、高輝度でハイコントラストな映像を表現する最新型4Kプロジェクターを導入した。
「DOLBY CINEMA」は設計段階から、音響、映像に最適化されたシアターデザインを目指した。広色域で鮮明な色彩と幅広いコントラストを表現し、空間内に音を移動させることで、映画の世界に入り込んだような臨場感を作り上げる。
8階エントランスには、コンシェルジュスタッフが常駐。ベビーカーの預かりや、車椅子の人の案内などの応対を行う。9階ラウンジには上映中の映画の展示紹介があり、上映時間の合間や待ち合わせなどに利用できる。
運営会社ティ・ジョイの担当者は「2000年の創業以来掲げてきた『エンタテインメント・コンプレックス―映画館の枠を超えた、様々なエンタテインメントを楽しめる場―』の集大成。駅直結という日常のすぐ近くにありながら『どこにでも行ける場所』『いつでもワクワクするような何かに出会える場所』を目指したい」と話す。
通常料金は大人= 1,900円、中人= 1,500円、小人= 1,000円、 シニア= 1,200円。
同施設は当初、東京オリンピック・パラリンピック前の開業を目指して5月30日の開業予定だったが、新型コロナウイルスの影響により開業日を延期、6月24日にオープンした。抗菌・消臭剤の使用や座席間隔をあけてのチケット販売などの感染拡大防止対策をとっている。
JR横浜タワー内には「NEWoMan横浜(1F~10F)」、「CIAL横浜(B3F~B1F)」が展開している。