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「TSUBAKI食堂」がCF支援募る 横浜の地産地消の魅力をアピールしたい

新店舗「TSUBAKI食堂」に立つ椿直樹さん。椿さんは「食は人を幸せにする。地産地消で地域の人同士がつながりを強くすれば、共に助け合って生きていける横浜になるはず」と話す。

新店舗「TSUBAKI食堂」に立つ椿直樹さん。椿さんは「食は人を幸せにする。地産地消で地域の人同士がつながりを強くすれば、共に助け合って生きていける横浜になるはず」と話す。

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 「横浜を地産地消の代表都市に」と活動するよこはまグリーンピース代表の椿直樹さんが8月5日、横浜市役所新庁舎2階に「TSUBAKI食堂」(横浜市中区本町6)をオープン。現在、横浜の地産地消の魅力を「飲食業」という形を通して広くアピールする取り組みへのクラウドファンディングによる支援を募っている。

生産から提供まで一か所で行うテーマパーク「ヨコハマ村」のイメージ

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 椿さんは横浜野菜の魅力を伝えるため、2003年に「横浜野菜推進委員会」を設立。2009年には農林水産省「地産地消の仕事人」に認定された。経営する飲食店では、市内の畑へ出向いて仕入れた食材を90%程度使用している。市内の学校などに出向いて「食育」推進の活動もしている。

 新たに新市庁舎に8月5日にグランドオープンしたラクシスフロント内に出店した「TSUBAKI食堂」は、和の要素を取り入れた内装で、広さは115.25平方メートル。席数数は40席。横浜の地産地消の魅力を「飲食業」という形を通して広くアピールすることを目指して「二十四節気」というテーマを掲げ、2週間ごとに変わる季節の素材を使ったメニューも提供する。

 新店舗の開業により「大ど根性ホルモン」(西区北幸2)、「ど根性キッチン」(泉区和泉町)と合わせ3店での展開となった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、既存2店の売上が減少。「大ど根性ホルモン」の閉店を余儀なくされるなど、夢の実現が厳しくなり、広く支援を求めるために、クラウドファンディングに挑戦した。

 椿さんは「長年の夢は自給自足のテーマパーク『ヨコハマ村』の実現。みなとみらいと関内の結節点にある新市庁舎という横浜の象徴的な場所で、消費者と生産者が近い都市・横浜ならではの地産地消のスタイルを確立していきたい」と話している。

 目標金額は5,000,000円。支援金額に応じて食事券や特製ギフトセットなどのリターンを用意する。8月13日現在で4,867,085円、支援者数は328人となっている。募集は8月23日まで。

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