横浜高島屋(西区南幸1)は10月14日~26日の13日間、「第61回大北海道展」を開催する。同展の開催は約1年ぶり。
北海道産の食材を多く取り入れた「プルマンベーカリー」のパン各種
会場となる8階催会場には、北海道の名産品を取り扱う約60店が出店。通路や店舗間隔の確保のため、例年より店舗数を抑えた。会場内に限らず、横浜高島屋では入店の際にマスクの着用や手指消毒を呼び掛け新型コロナウイルスの感染拡大防止に努めている。
「お弁当特集」ではローストビーフやサイコロステーキが入った「道産ステーキ弁当」、タラバガニとイバラガニの棒肉を使った「たらば・いばらかに弁当」、「地元で人気の北海道グルメ」では世界各地の物産展でも人気の「プルマンベーカリー」のパンや農家直送のイチゴを使った「札幌いちごぱふぇ」など、さまざまな北海道グルメがテーマごとに並ぶ。
今年は「ステイホーム」を意識したテーマ「おうちで楽しむ北海道」も用意した。焙煎(ばいせん)済みのカカオニブをひくところからオリジナルチョコレートが作れるキットや、自分でカボチャシュークリームにクリームを詰めるDIYセット、かにしゃぶセットや簡易鍋付きのジンギスカンセットなど、自宅で北海道を楽しむ「体験」ができる商品をそろえる。
事前予約によるドライブスルーも実施する。あらかじめ電話で商品を注文し、指定の日時に隣接するジョイナス9階の駐車場で受け取る。既に9月30日から予約を受け付けている。弁当や総菜、野菜、鮮魚、スイーツなど46品目が対象。対象商品はホームページで公開している。一部商品はオンライン予約にも対応。予約した商品は指定日時に、8階催会場の専用カウンターで受け取る。
横浜高島屋では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて春から全ての物産展を中止していた。今回の「大北海道展」は、今年春以降に同店で開く初の物産展となる。広報担当者は 「北海道展は特に人気で、開催の要望も多かった。ドライブスルーやオンライン予約など、混雑を避けられる購入方法も用意している。必要に応じて活用し、新しい形式の大北海道展を楽しんでいただければ」と利用を呼び掛ける。
開催時間は10時~20時(20日・26日は17時まで)。北海道以外の地域の物産展については現在のところ開催の予定はないという。