全国に885店を展開するワークマン(群馬県伊勢崎市)は10月16日、新コンセプトストア「#ワークマン女子」 を桜木町駅前のコレットマーレ(横浜市中区桜木町1)5階にオープンする。
ワークマン初の女性客主体のコト消費型の新業態店で、店舗からSNS発信ができるアウトドア・スポーツ・レインウェア専門店。SNSとリアル店舗の一体化を図り、インスタ世代の顧客の取り込みを目指す。
店舗は同社最大級で、これまでのショッピングモール店の1.5~2倍の452平方メートルの売場面積の旗艦店。女性専用売場4割、男女兼用のユニセックス2割、男性専用4割で、これまでのモール店に比べ女性専用売場は2.5倍となる。
店内では購入した商品や試着品を着て写真を撮り、SNS発信できるスポットを多数設ける。
店舗の前面にあるアンバサダーコーナーでは、同社アンバサダーのユーチューバー・ブロガー・インスタグラマーの提案により開発した新製品を紹介。POPのQRコードからアンバサダーによる製品紹介の投稿を見ることができる。
入り口から女性マネキンとメルヘン調の動画スポットが見え、男性売場は奥に配置し、店舗外観は「女性専用店」に見える。初年度売上目標は4億5千万円で、女性向け売上5.5割と男性向け4.5割の構成。
同社は「インスタ達人の広報部女性社員を中心に、女性アンバサダーのアドバイスを受けて作った。男性社員には『小顔効果』のための小物作りや『ゆるキャラ』作りという発想自体がない。営業企画部の女性社員が自分でイラストを描き、新店専用の縫いぐるみが誕生するという企画になった」とコメントしている。
営業時間は11時~20時。