横浜トリエンナーレ会場で公衆無線LANの実証実験開始

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横浜市経済局と民間の企業・団体でつくる「Wi-Y proj.(わいわいプロジェクト)」は、ワイヤレスで高速、大容量のインターネット接続が無料で可能となる公衆無線LANサービスを横浜トリエンナーレ2005会場で開始した。同プロジェクトは横浜市経済局が平成16年12月に策定した「横浜市IT産業戦略」中で示されている「無線LANエリアの形成」を実現するため、民間の企業・団体と協働で立ち上げたもので、都心部の5ヵ所の拠点に公衆無線LANエリアを形成し、利用頻度、利用者ニーズなどを把握するとともに、横浜市内における先進的な情報通信環境の構築を目指す。接続希望者には携帯電話による簡単な手続きでIDとパスワードを発行、無線LAN対応のパソコンがあれば無料で常時接続できる仕組み。現在無線LANのサービスを受けられるのは、横浜トリエンナーレ2005メイン会場とトリエンナーレ・ステーション(中区役所隣)で、その他にBankART 1929 Yokohama、BankART Studio NYK、北仲WHITEでもサービスを開始する予定。同プロジェクトの参加メンバーは、クリエイティブクラスター、D4DR、東京急行電鉄、トリプレットゲート、ネットフォレスト、横浜コミュニティデザイン・ラボ、 横浜市経済局。横浜市経済局は同事業により、ビジネスユーザーによる新ワークスタイルの発信、新コンテンツビジネスの創出、コンテンツ事業者の市内への集積促進、市内通信系事業者・コンテンツ事業者の事業機会の拡大などの効果を見込んでいる。
Wi-Y proj.(Wireless LAN Yokohama project)

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