横浜市、横浜コミュニティデザイン・ラボ、YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスの3者協定による「#おたがいハマ」プロジェクトが、11月2日から8日まで、レジリエントで持続可能な都市・横浜を目指して、対話とワークショップでポストコロナの循環型経済を切り開く7日間連続のセミナーを開催する。
3者の協定は、5月1日に締結。新型コロナウイルス感染症が市民生活にもたらす課題について取材・発信、新型コロナに向かい合う市民や企業の活動を支援してた。
ポストコロナ時代にふさわしい社会経済を切り開いてくために、多様な人々の共創や、ビジネスを通じた持続可能な社会の実現を目指し、市内のリビングラボに関わる企業やNPO,専門家を中心に広く対話を重ね、「サーキュラーエコノミーplus」(地域循環型経済ヨコハマ)というビジョンを構想した。
「サーキュラーエコノミーplus」では、「ローカル・フォー・ローカル」「サステナブルデベロップメント」「ヘルスプロモーション」「パラレルキャリア」の4つの活動領域を中心として公民連携によるオープンイノベーションを目指している。
今回は、2日に「一人ひとりが、個性と多様性を尊重され、それぞれの能力を発揮できる地域社会を築く~寿地区医療介護福祉関係者感染症対策Zoom会議と寿DIYの会、ことぶき協働スペースの取組から~」、3日に「港ヨコハマの原点を探り、地域の歴史に根差したまちの未来を描く~横浜の経済を支え原風景を生み出した生糸を切り口に~」、4日「ゴミの有効活用で、都市農業の持続可能性にチャレンジし、横浜に相応しい循環型経済を編む~よこはまオリーブで紡ぐ横浜郊外のサーキュラーエコノミーplus」をテーマにセミナーを実施。
5日には、「再生可能なエネルギーの地産地消」と「ウェルビーイングを実現するリビングラボ」の2つのテーマで公開トークを実施。6日は横浜青年会議所世界会議大会実行委員会との連携で新市庁舎でセミナーを行う。
7日は在日フランス大使館とアンスティチュ・フランセ日本、横浜市が連携し、横浜市の姉妹都市のリヨン市のリビングラボ「TUBA」とインターネットでつないで国際セミナーを実施。8日は、とつかリビングラボとの連携により防災について平時からの連携をみんなで考えるシンポジウム「とつか未来会議」を実施する。
セミナーは、横浜コミュニティデザイン・ラボが運営するWEBプラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」からインターネットでライブ配信。ユーチューブやフェイスブックライブで見ることができる。