横浜市は11月27日、新たな劇場の検討状況等についてのオンラインシンポジウム「みんなで考える 横浜の文化芸術と新たな劇場整備について」を開催する。無観客で開催し、シンポジウムの様子はユーチューブチャンネル「新たな劇場オンラインシンポジウム」でライブ配信する。
横浜市の文化芸術を取り巻く環境や新たな劇場の検討状況等について、有識者が意見交換を行うイベント。横浜市新たな劇場整備検討委員会委員長の高橋進さん、同委員会基本計画検討部会部会長の本杉省三さん、横浜みなとみらいホール館長で同委員会委員の新井鷗子さんが登壇する。司会進行は経済ジャーナリストで同委員会管理運営検討部会委員の内田裕子さんが務め、ゲストとして横浜市出身の俳優・高橋克典さんが出演する。
「新たな劇場(名称未定)」は、横浜市がみなとみらい地区に建設を検討している大型劇場。バレエやオペラ等を日常的に上演し、観光客の誘致やにぎわい創出による経済活性化、地域づくりや次世代育成の拠点となる劇場を目標像としている。
横浜市の文化芸術や新たな劇場整備に対する一般からのメッセージを募集している。横浜市民からかどうかは問わない。当日は寄せられたメッセージを交えた意見交換も予定。メッセージはツイッター、メール、ファクスで受け付けている。
市の芸術創造課担当課長の白石亜紀子さんは「コロナの影響もあり、新たな劇場については検討委員会の内容を動画で配信してきたが、直接情報発信できるワークショップ等を開くことは難しかった。今回はライブ配信をしながら皆さんからも意見を頂ける場として、オンラインシンポジウムをいう形で開催することにした。横浜の文化芸術や新たな劇場について考えていただく機会になれば」と話す。
開催時間は19時~20時30分。ライブ配信の視聴は無料。