artscape、トリエンナーレでICタグ使い作品レビュー配信

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美術情報サイト「artscape」を運営する大日本印刷(東京都新宿区)は、サイト開設10周年記念イベントの一環として11月5日に「横浜トリエンナーレ2005」の会場で、ICタグと携帯電話を利用して出展作品のレビューを配信するサービス「横浜トリエンナーレ RFIDモバイルレビュー―ハマトリはこう歩く!―」を実施する。RFIDモバイルレビューとは、ICタグと携帯電話を使った同社オリジナルの情報配信システム「電波ポスター」を使ったサービスで、イベント会場等に設置されたICタグリーダ内蔵ポスターに、利用者がICタグをかざすことにより、そのポスターに関連した情報(電子メール)が、利用者の携帯電話に自動送信されるシステム。利用者はメインゲート(山下公園)前の受付で、携帯電話のメールアドレスなどの情報を登録してICタグを受け取り、会場内や中華街、山下公園、の作品などに設置された電波ポスターにICタグをかざすと、その周辺にある作品のレビューが、携帯電話に送信される。レビューは展示されている全71作品について、村田真氏、市原研太郎氏、原久子氏など、アートスケープの執筆陣が提供するほか、アートスケープ編集部が、会場内のリアルタイムな情報を配信する。ICタグは先着150名に無料配布、受付開始は11月5日の9時30分から、レビュー配信時間は同日13時から17時まで。同社は今後、美術館や美術関連イベントにおける情報配信システムとして、電波ポスターを提案していく方針。なお、11月5日の17時からBankART1929ホールにてトークショー「ハマトリはこのレビューを読め!」を、18時からは懇親会を開催する(RFIDモバイルレビューと懇親会は事前予約が必要)。
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