「今年の10大ニュースを市民みんなで選ぼう」という趣旨で横浜市市民局が現在、「横浜10大ニュース」の投票を受け付けている。
今年、横浜市内で起きたニュースの中から、市政、文化・スポーツ、社会の候補ニュース40本が選ばれている。この候補に無いものも含めて10項目以内のニュースを選び、投票する。同市在住者が対象で、投票は1人1回。投票者の中から抽選で550人に、市内の企業や施設などの協賛による「横浜ゆかり」の賞品が当たる。
候補ニュースでは、新型コロナウイルス感染症に関連するニュースが目立つ。市政では、「新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者支援」「新型コロナウイルス感染症対策に寄付集まる」のほか、「特別定額給付金等により市民生活を支援」「学習動画をネット・テレビで配信」が並んだ。社会の候補に、「新型コロナウイルス感染症拡大を防ぐ『新しい生活様式』が広まる」が挙げられた。
文化・スポーツでは「東京2020オリンピック・パラリンピックの開催延期」に加え、「横浜マラソンの関連イベントをオンラインで初開催」と横浜マラソンの中止を受けて開催中のオンラインマラソンも候補になっている。
その他、「実物大の動くガンダムが山下ふ頭で公開予定」「横浜市役所の新庁舎が完成」「新しい横浜市立市民病院が開院」や、横浜市議を2期務め、神奈川選出の「菅義偉氏が第99代首相就任」(横浜から初の首相)など。
賞品は、3つのコースを用意。「『横浜の宝』ツアーコース」(5組)=横浜にぎわい寄席ペア鑑賞券、「文化・アミューズメントコース」=よこはま動物園・金沢動物園や三渓園の入園券・招待券など、「グルメ・グッズコース」=京急電鉄、相模鉄道・相鉄バスのオリジナルグッズや横浜市営交通のカレンダーなど。
投票は横浜市ホームページから投票する方法と、チラシに付いている専用はがきを使って投票する方法がある。チラシは市役所市民情報センター、区役所広報相談係、行政サービスコーナー、地区センター、地域ケアプラザ、図書館などで配布している。投票は12月9日まで。結果は、年末の市長定例会見で発表する。
昨年の10大ニュースは、1位=「横浜でラグビーワールドカップ2019開催」、2位=「相鉄線とJR線が相互直通運転へ」、3位=「金沢シーサイドライン・市営地下鉄で列車事故」だった。