木下大サーカスの「木下大サーカス横浜公演」が12月27日、「横浜アンパンマンこどもミュージアム」の東側「みなとみらい特設会場」(横浜市西区みなとみらい6)で開幕する。
横浜での公演は約4年ぶり。2013(平成25)年の現在市庁舎が建つ桜木町駅前公演、2017(平成29)年のマリノスタウン跡地公演に続く開催となる。
公演に先立ち、サーカステントが20日に立ち上がった。会場の準備は社長やパフォーマーである団員たちも合わせ総勢約100人で1週間かけて行っている。
動物は17日に到着。今回の公演では、ライオンとゾウのショーを予定する。調教師のハウズ・マイケルさんは「公演が始まるまでは、ライオンたちがストレスをためないように、リラックスしながら過ごさせることが重要」と話す。
20日に大テントを立ち上げた。コロナ禍での開催では約1,000万円の大型空調マシン9台や、工業用の換気扇32台を設置、換気システムを整えた。客席数は2,000席だが、当面の間は観客の安全を最優先に、入場客数を制限する。
木下唯志社長は「横浜駅からも近く、最高の場所。晴天に恵まれ準備も順調」と来場を呼び掛ける。
1902(明治35)年設立の同サーカスは、年に数カ所で公演を継続。当日券(自由席券)は、大人=3,300円、子ども=2,300円など。3月7日まで。