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横浜・桜木町ロープウエー開業日が4月に決定 バリアフリーで車椅子乗車も

ロープウエーの支柱は立ち上がっている(1月2日撮影)

ロープウエーの支柱は立ち上がっている(1月2日撮影)

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 横浜市は桜木町駅と新港ふ頭を結ぶロープウエー「YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマ・エア・キャビン)」を、4月22日に運行開始することを発表した。発着所名は桜木町駅側が「YOKOHAMA AIR CABIN桜木町」、運河パーク側は「YOKOHAMA AIR CABIN運河パーク」。

ゴンドラ楽しむ夜景景観の演出は照明デザイナーの石井幹子さんが監修

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 ロープウエーの全長は約630メートル。支柱は地上に2基、海上に3基、最大の高さは約40メートル。汽車道よりやや南側の海の上空を片道約5分間で移動する。ゴンドラは8人乗り36基。市によると常設都市型ロープウエーとしては日本初となる。

 事業主体は「よこはまコスモワールド」の運営を手掛ける泉陽興業(大阪市浪速区)で、ゴンドラのデザインは横浜の景観を損なわないように、横浜市都市美対策審議会などと協議し決定。施設全体の演出照明は横浜ベイブリッジのライトアップなども手掛けた照明デザイナー、石井幹子さんが監修する。

 泉陽興業の東京秘書室の担当者は「開業日が決まったが、残りの工事を安全第一で油断することなく進めたい。できるだけ多くの人に利用してもらいたい。足の不自由な方など、駅から運河パークまで少し距離があると感じていた人にも活用してもらいたい。祖父母とお孫さんなど多世代で利用してもらえたら」と話す。

 発着所はいずれもバリアフリーに対応、プラットフォームまでエレベーターを設置し、介添え者が同乗の場合は車椅子での乗車も可能。

 同社は今後、よこはまコスモワールドの大観覧車「コスモクロック21」のチケットとのセット販売や、周辺の施設との協業を検討していくという。

 営業時間は10時~22時。料金は大人(中学生以上)=1,000円、子ども=500円。

 横浜市都市整備局はあわせて都心臨海部の回遊性を高める歩行者ネットワークの取り組みを発表。「横浜みなとみらい 新港サークルウォーク(赤レンガパーク地区 円形歩道橋)」には、春にエスカレーターの設置を予定。ロープウエーの「運河パーク」発着所から、現在建設検討中のサークルウォークと新港ふ頭客船ターミナルをつなぐデッキを渡り、昨年12月に一部供用開始され2月に全面供用開始される「女神橋」を経由し、水際線プロムナードを経由することで、MM21地区から臨港パークまで回遊する歩行者ネットワークの形成を目指す。また新たに高島水際線デッキや北仲通南北デッキなどを整備する。

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