横浜自由映画劇場運営委員会は11月5日、自主制作映画の上映イベント「第3回横浜自由映画劇場」を「横浜にぎわい座」地下の「のげシャーレ」にて開催、「La riziere（ラ・リズィエール）」など4作品を上映する。同イベントは、映像作家に自由な発表の場と観客との出会いの機会をつくり、新しい才能を発掘・育成することを目的に定期開催しているもので、今年2月に閉館した「横浜日劇」や「ジャック＆ベティ」を経営していた福寿祈久雄氏が監修している。「La riziere」は北海道・穂別町発の高齢者達が自主制作・出演し全国で話題となった「田んぼdeミュージカル」の第2弾に当たる作品で、穂別の65歳～85歳までの町民54人が出演し、「息子や嫁のようにカッコよくGパンを着てみたい」と水田ファッションショーを開くまでの奮闘記。上映作品は他に、SF反戦オムニバス映画「ビジターズ」、出演者の友人の死を題材に制作された「あの海に帰りたい」、「横浜大量殺人事件の加害者」でデビューした後藤健児監督の新作「宇宙戦争」。映画の上映時間は13時30分から、料金は600円。
横浜映像天国　横浜自由映画劇場