B.LEAGUEのB3リーグ所属プロバスケットボールクラブ「東京エクセレンス」が、ホームタウンを東京都板橋区から横浜市中区に移転する。クラブと横浜市が1月26日に発表した。
横浜武道館1階は約500席の武道場、2階は約3000席のアリーナ
移転日は7月1日で、2021-22シーズンより横浜武道館(横浜市中区翁町2)をホームアリーナとしてホームゲームを開催する。クラブ名はホームタウンの「横浜」を入れ込んだ名称に変更する予定。
移転後は、横浜市でバスケットボールを中心としたスポーツ全般の普及や、地域貢献などの幅広い活動を行うほか、2020年10月に発足した横浜市内を拠点に活動するプロリーグや各競技のトップリーグに加盟するチームが横浜市と連携・協働する「横浜スポーツパートナーズ」に加入し、他のスポーツ団体と連携することで横浜市のスポーツ活性化にも積極的に参加していくという。
クラブ担当者は「スポーツが非常に盛んな横浜市でプロクラブとしていかに貢献できるかを意識し今後活動していく。関内関外エリアの再開発プロジェクトにおけるスポーツコンテンツとして、エリアの活性化やブランド向上の一翼を担えるよう努めていく」とコメントし、申し出を受け入れた横浜市、支援を表明した神奈川県バスケットボール協会、横浜バスケットボール協会に謝意を表した。
東京エクセレンスは2012年8月設立。横浜市内のプロバスケットボールクラブとしては、2011年設立で横浜国際プール(都筑区北山田)をホームアリーナとする「横浜ビー・コルセアーズ」に続く2チーム目となる。
移転にあたり横浜ビー・コルセアーズから配慮と理解を得られたことに対し、東京エクセレンスは深い感謝を伝えた。
移転に関する経緯は1月30日に発表する予定。